2024年2月28日水曜日

アルセーヌ・ルパンの『奇巌城』、第一稿が完成!

モーリス・ルブランによるアルセーヌ・ルパン作品の大傑作の一つ『奇巌城』の第一稿が、ようやく完成しました。

少年探偵イジドール・ボートルレと大怪盗アルセーヌ・ルパンの対決、暗号解読、フランス史実をからめた壮大な歴史設定、目まぐるしいほどの手に汗握る展開、ガニマール警部に加えエルロック・ショルメス(シャーロック・ホームズ)まで加わった攻防、そしてどんでん返しに次ぐどんでん返しと、数々の見せ場が盛り込まれた
傑作長編小説です。

ということもあり、小説のが長編だというだけでなく、歴史的・地理的な膨大な脚注を加える必要もあり、また英訳だけでなくオリジナルのフランス語テキストも詳しく参照していたため、思っていた以上に翻訳作業に時間が掛かってしまいました。

しかし、ルパン作品の醍醐味をしっかりお届けできる内容になっていると、自負しております。

3月中の刊行を目指します。今しばらくお待ち下さい!


・・・・・・・・・・・・・・・・
■ Amazon Kindleストア ➡ 書籍一覧
■ 楽天kobo電子書籍ストア ➡ 書籍一覧
■ BOOK☆WALKER総合電子書籍ストア ➡ 書籍一覧

2024年1月1日月曜日

🎍明けましておめでとうございます🎍

本年2024年は、望林堂10周年です。

出版点数も、《完訳文庫》だけで45冊。50冊の大台も見えてきました。これからも、魅力的な作品と挿絵を、ラインアップしたいと思っています。

今後ともご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。

・・・・・・・・・・・・・
■ Amazon Kindleストア ➡ 
書籍一覧
■ 楽天kobo電子書籍ストア ➡ 書籍一覧
■ BOOK☆WALKER総合電子書籍ストア ➡ 書籍一覧



2023年10月23日月曜日

「奇巌城」の翻訳作業、進行中!

次回作「奇巌城」ですが、長編作品なので完成はまだまだ先となりますが、只今鋭意翻訳作業中です。

さて、フランスの作家モーリス・ルブランの「奇巌城」には、イギリスの作品とは違ったフランス独特の文化が出てきます。

これまでの邦訳では、そういった部分は、言葉の説明
や言葉そのものが省略されることが多かったように思いますが、今回はそうした部分もオリジナルのフランス語原書と照らしながら翻訳に活かし、訳注により解説を加えています。

例えば、

・事件現場に真っ先に駆けつける「予審判事」って何?
・事件現場に派遣される「憲兵」って何?
  日本の「憲兵」とは違うの?
・高校生イジドール・ボートルレが所属する「修辞学級」って何?
・手紙の配送に使われる「気送速達便」って何?

などなど…。まだまだこれからもたくさん出てきそうです。

作品の理解を深める豊富な訳注に加え、14点の挿絵も収録予定です。
楽しみにお待ちくださいませ。


・・・・・・・・・・・・・
■ Amazon Kindleストア ➡ 書籍一覧
■ 楽天kobo電子書籍ストア ➡ 書籍一覧
■ BOOK☆WALKER総合電子書籍ストア ➡ 書籍一覧

2023年10月16日月曜日

完訳文庫第46弾はアルセーヌ・ルパンの「奇巌城」に決定!

完訳文庫第46弾は、モーリス・ルブランが1909年に発表したアルセーヌ・ルパン作品の長編「奇巌城きがんじょう(L'Aiguille creuse)」に決定しました!

稀代の怪盗アルセーヌ・ルパンにイジドール・ボートルレという高校三年生の若者が挑む、〝推理冒険小説〟の大傑作です!

さらに、1921年発行のフランス版も入手しましたので、モーリス・マユとレオ・ファンタンによる初版に掲載された貴重な挿絵も収録予定です、お楽しみに!



・・・・・・・・・・・・・・・・
■ Amazon Kindleストア ➡ 書籍一覧
■ 楽天kobo電子書籍ストア ➡ 書籍一覧
■ BOOK☆WALKER総合電子書籍ストア ➡ 書籍一覧

《CG絵画》
■画集販売 ➡ 書籍一覧
■絵画データ販売 ➡絵画一覧


2023年10月2日月曜日

Kindleにて「黄金の川の王さま」販売開始!

 

ジョン・ラスキン作の「黄金の川の王さま」が、Amazon Kindleにて販売開始となりました!

「不思議の国のアリス」よりも前に書かれた、19世紀に花開くイギリス・ファンタジー文学の最初期を飾る重要な一作です。

 19世紀イギリスを代表する美術評論家、社会評論家であるジョン・ラスキンが1851年に発表した「The King of the Golden River」の新訳&完訳です。
〝宝の谷〟を持つ三兄弟のうち、末っ子のグラックはやさしい子でしたが、上の二人の兄ハンスとシュワルツは、強欲だったので〝腹黒兄弟〟と陰で言われていました。この〝腹黒兄弟〟のせいで〝南西風〟の怒りを買い、〝宝の谷〟に住めなくなってしまうのですが、ひょんなことからグラックは〝黄金の川の王〟と出会うのです…。
 おとぎ話の形式を取りながらラスキンの哲学も感じさせる、短くも味わい深い作品で、イギリス・ファンタジーの夜明けを告げる作品の一つです。
 ルビ付、縦書き。エリザベス・M・フィッシャーによるカラー&モノクロ図版を45点収録。
[作品紹介文]

ぜひともお手にとっていただけるとうれしいです!



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■ Amazon Kindleストア 
➡ 書籍一覧
■ 楽天kobo電子書籍ストア ➡ 書籍一覧
■ BOOK☆WALKER総合電子書籍ストア ➡ 書籍一覧
《CG絵画》
■画集販売 ➡ 書籍一覧
■絵画データ販売 ➡絵画一覧