「フランス古典童話集ー『眠れる森の美女』その他」がKindle本として出版開始となりました。
イギリス人小説家・文芸評論家キラークーチによる英訳&再話による童話集で、以下の四作品が収録されています。
「眠れる森の美女」(ペロー作)
「青ひげ」(ペロー作)
「シンデレラ、または小さなガラスの靴」(ペロー作)
「美女と野獣(ラ・ベラとラ・ベトゥ)」(ヴィルヌーヴ夫人作)
本作の目玉は何といっても有名挿絵画家エドムンド・デュラックによる27点に及ぶ美しいカラー挿絵です。ぜひお楽しみください!
「フランス古典童話集ー『眠れる森の美女』その他」がKindle本として出版開始となりました。
望林堂完訳文庫第51弾は「眠れる森の美女——フランス古典童話集」になりました!
収録されるのは以下の4話です。
『眠れる森の美女』(シャルル・ペロー)
『青ひげ』(シャルル・ペロー)
『シンデレラ、または小さなガラスの靴』(シャルル・ペロー)
『美女と野獣』(ヴィルヌーヴ夫人)
ギリスの小説家、文芸評論家、大学教授であるアーサー・キラークーチによる英訳&再話版で、童話挿絵の巨匠と言われるエドマンド・デュラックによる挿絵が多数用いられている英書の完訳となります。
夏の終わり頃の出版を目指しますので、お楽しみに!
現在までの完訳文庫50巻の一覧です。
(リンク先はKindleストアになっています)
1. 「オズの魔法使い」ライマン・フランク・ボーム
2. 「素晴らしきオズの国」ライマン・フランク・ボーム
3. 「オズのオズマ姫」ライマン・フランク・ボーム
4. 「ある子どもの詩の庭園」R.S.スティーヴンソン
5. 「ケンジントン公園のピーターパン」J.M.バリー
6. 「あしながおじさん」ジーン・ウェブスター
7. 「アルプスの少女ハイジ」ヨナンナ・シュピーリ
8. 「クリスマスの前の夜」C.C.ムーア
9. 「青い鳥」モーリス・メーテルリンク
10. 「吸血鬼カーミラ」レ・ファニュ
11. 「ジャンブル・ブック」ラドヤード・キップリング
12. 「ピノッキオの冒険」カルロ・コーロッディ
13. 「メリーヴェイルのハロウィーン」A.H.バーネット
14. 「みつばちマーヤの冒険」ワンデマル・ボンゼルス
15. 「砂の妖精サミアド」イーディス・ネズビット
16. 「ジキル博士とハイド氏」R.S.スティーヴンソン
17. 「宇宙戦争」H.G.ウェルズ
18. 「ピーターパンとウェンディ」J.M.バリー
19. 「クリスマス・キャロル」チャールズ・ディケンズ
20. 「リンゴの丘のベッツィー」D.C.フィッシャー
21. 「フランダースの犬」ウィーダ
22. 「白い象の伝説」ジュディット・ゴーティエ
23. 「水の妖精ウンディーネ」フリードリヒ・フーケー
24. 「幸福な王子」オスカー・ワイルド
25. 「ビロードのうさぎ」M.W.ビアンコ
26. 「ほら男爵の冒険」G.A.ビュルガー
27. 「少女ポリアンナ」エレナ・ポーター
28. 「星の帆船」W.M.ティムリン
29. 「ワンダー・ブック」ナサニエル・ホーソーン
30. 「ねじの回転」ヘンリー・ジェイムズ
31. 「くるみ割り人形とネズミの王さま」E.A.T.ホフマン
32. 「絵のない絵本」ハンス・アンデルセン
33. 「名犬ラッシー」エリック・ナイト
34. 「ネズミのペレス」ルイス・コロマ
35. 「ドリトル先生航海記」ヒュー・ロフティング
36. 「カッコウ時計」M.L.モールズワース
37. 「透明人間」H.G.ウェルズ
38. 「チップス先生さようなら」ジェイムズ・ヒルトン
39. 「宝探しの子どもたち」イーディス・ネズビット
40. 「アニマル・ファーム<動物農園>」ジョージ・オーウェル
41. 「ウサギが丘」ロバート・ローソン
42. 「怪談」ラフカディオ・ハーン
43. 「子守りのビルの大冒険」W.H.ロビンソン
44. 「カルメン」プロスペール・メリメ
45. 「黄金の川の王様」ジョン・ラスキン
46. 「アルセーヌ・ルパン 奇岩城」モーリス・ルブラン
47. 「リップ・ヴァン・ウィンクル」ワシントン・アーヴィング
48. 「バスカヴィル家の犬」コナン・ドイル
49. 「火星のオデッセイ」S.G.ワインボウム
50. 「モロー博士の島」H.G.ウェルズ
長らく格闘してきた「モロー博士の島(The Island of Doctor Moreau)ですが、ようやく翻訳の第一稿が完成しました!
《完訳文庫》既出の作品同様に、ウェルズらしい迫真の描写によって荒唐無稽に思える設定を感じさせずに、手に汗握る展開を存分に楽しませてくれる傑作です。
今の時代だと少し問題がありそうな設定や表現もありますが、そこは翻訳上で言葉を選んだり注を加えたりすることで補い、このおぞましくも魅力的な物語をぜひお届けできるよう、これから校正作業等を勧めていきますので、今しばらくお待ち下さい!
フジロックフェスティバルの企画・制作会社さまから、今年の会場内のオレンジコートという場所で高さ1.8mの壁による巨大な迷路を作り、そこに「ビロードのうさぎ」の絵と文章を描くという企画があり、協力してほしいというご依頼をいただきました。
絵を描く方、文字を書く方がいらっしゃって、その文章を弊社出版書の翻訳文を使いたいということでした。
記念すべき50冊目の望林堂完訳文庫は、H.G.ウェルズが1896年に発表した「モロー博士の島(The Island of Doctor Moreau)に決定しました!
世間と隔絶された南海の孤島で行われる神をも恐れぬ実験。それにより生み出された異形の怪物たち。
バイオテクノロジーを彷彿とさせるSF要素とグロテスクな描写による怪奇・ホラー要素が渾然一体となり、最後には人間の存在そのものにまで深く迫る傑作です。
春に刊行予定です!