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2020年4月30日木曜日

「今夜はナゾトレ」で「ハイジ」の表紙が使用されました!

4/28のフジテレビの「今夜はナゾトレ」という番組で、《望林堂完訳文庫》の「アルプスの少女ハイジ」の表紙が使われました。
  
  
  
「オズの魔法使い」(新潮文庫)、「ピノッキオの冒険」(西村書店)、「赤毛のアン」(朝日出版社)、「ブレーメンの音楽隊:(偕成社)、「フランダースの犬」(新潮文庫)という錚々たる出版社の中で、電子書籍のみの出版社は弊社のみ。とても光栄に思っております。
  
次回作「絵のない絵本」も、翻訳作業が順調に進み、間もなく完成の予定です。店頭に並ぶまで今少しお待ち下さい!
  
  

  
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2020年3月26日木曜日

「今夜はナゾトレ」で「ハイジ」の表紙が使われます!

フジテレビの「今夜はナゾトレ」という番組で、《望林堂完訳文庫》の「アルプスの少女ハイジ」の表紙が使われることになりました。数ある書籍から選んでいただいて、とてお光栄なことですので、すぐに了解し、画像も送付いたしました。
  


お世話になります。

フジテレビ「今夜はナゾトレ」を担当しております関谷と申します。
突然の連絡申し訳ありません。
今夜はナゾトレというクイズ番組でして、今回「アルプスの少女ハイジ」の問題を出題したいと思っております。
そこで「アルプスの少女ハイジ」の表紙を使用させていただきたくご連絡いたしました。
もし可能ならば、画像もいただきたいと思っております。
企画書をお送りさせていただきます。詳細など記載させていただきました。
また参考で使用させていただきたい絵本の画像もお送りいたしますので、
ご検討いただければ幸いです。

4/28(火)放送予定の回とのことです。



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2020年1月1日水曜日

主人公が〝孤児の少女〟の作品集!

令和二年、2020年、明けましておめでとうございます。
今年一年がみなさまに良いお年でありますよう、お祈り申し上げます。
また、本年も望林堂をよろしくお願いたします。

さて、19世紀の児童文学作品には、孤児になった少女や少年が、不幸な境遇にめげることなく、新しい環境の中で、明るく前向きに自分の道を切り開いてゆくという、似たような設定の物語が数多くあります。

設定が似ているとは言っても、それはあくまで主人公の境遇だけで、もちろん内容は大きく違い、どれも魅力的な傑作です。

新たな年を迎え、そんな元気な少女の姿に、ピュアな元気をもらうのはいかがでしょう!

■「アルプスの少女ハイジ」(ヨハンナ・シュピーリ)
次々に事件が起こる第一部、アルムの山で奇跡が起こる第二部と、ハイジを巡る愛と感動の物語。

  
■「あしながおじさん」(ジーン・ウェブスター)
孤児院から大学へ進学できることになったジュディの青春物語。「あしながおじさん」とはいったい誰? みずみずしい情感にあふれる、書簡体小説の傑作。

  
■「少女ポリアンナ
両親を亡くし独身のおばさんに「義務」で引き取られたポリアンナは、〝うれしい遊び〟で周囲を明るくしてゆくのですが…。アメリカ児童文学の傑作。

  
■「リンゴの丘のベッツィー 」(ドロシー・キャンフィールド・フィッシャー)
田舎の牧場にあずけられた孤児のベッツィーは、大自然と温かい人たちに囲まれて、一歩一歩成長してゆく。古典的名作。


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2019年11月24日日曜日

最近のブック・レビューをご紹介

Kindleにご投稿いただいた、うれしいレビューの数々です。
ありがとうございます。大きな励みになります!
レビューでご指摘いただいた誤字脱字等の修正も、可能な限りすぐに対応させていただきています。今後ともよろしくお願いいたします。
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ビロードのうさぎ
☆素晴らしい作品 2019年11月9日
 素晴らしい翻訳で、心から感動しました。

ケンジントン公園のピーター・パン
童話的な読み心地の短編を探す誰かへ 2019年11月9日
 "『では、もうこれからは、僕、本当の人間ではないんだね』とピーターは尋ねました。『そうさ』『本当の鳥でもないんだね』『そうさ』『何になるの?』『おまえは中途半端のものになるんだよ』"1906年発刊の本書はナイーブかつマージナルな存在としてのピーター・パンを詩情豊かに描いた童話的一冊。
 個人的にはピーター・パンと言えば、ディズニーのアニメ映画。【緑色の服を着た空飛ぶピーター・パン】を筆頭に、ウェンディやティンカーベル、フック船長といったキャラクターが活躍する冒険物語が浮かぶ方は多いと思われるのですが。実は紛らわしい事に、そんな映画原作の『ピーター・パンとウェンディ』の他に『ケンジントン公園のピーター・パン』と【原作が2つある事】をご存知の方は少ないのではないでしょうか?
 今回紹介する本書は、その内、先に書かれた前日譚的な『ケンジントン公園のピーター・パン』の方で。前述したキャラクター達はピーター・パン(こちらは何と全裸かつ飛べません)を除いて一切登場せず、また舞台も実在の公園、ケンジントン公園というミニマムさで、人間が全て最初は【鳥の赤ちゃんとして生まれ人間へ】死ぬとまた【人間から鳥へとなる】世界において、どちらにも属せなくなった【中途半端な存在】としてのピーター・パンが妖精や鳥たちと生活する様子が描かれているのですが。何ともディズニー映画をイメージして読み出すと【物語の印象が違い過ぎて】驚かされます。
 一方で、では退屈かと言えばそんな事はなく。こちらはこちらで【繊細な童話的な色合いが強くなっていて】永遠に人間の大人にはなれなくても、またディズニー映画の様に皆のリーダーにはなれなくても【純粋かつ豊かに過ごすピーター・パン】の姿は別の作者の作品ですが『星の王子さま』の王子さまと重なって感じられ、妖精や鳥、母親や女の子とのエピソードも含めて、むしろ人間の大人になったことで【失ってしまった大切な何か】を問われているような不思議な読後感でした。

ピーター・パン好きはもちろん、童話的な読み心地の短編を探す誰かにオススメ。

アルプスの少女ハイジ
ハイジと周囲の絆 2019年10月28日
 再読だが、感動的でした。

プログレ百物語: プログレッシヴ・ロック名盤百選
これを読みながら聴いてみたい 2019年9月8日
 これまでKingCrimson, PinkFloydなど、主だったプログレは聴いてきた。しかし、35年以上前のFMのプログレ特集で聴いたNewTrollsやI Poohなどが忘れられず、あの時何を聴いたのか時々AmazonMusicで探していた。
 今回また聴きたい気持ちがうずいてしまい、文書でも知りたいと思い、kindleで見つけて読んだ。個人的に印象に残っているものを挙げているとのことだが、私には十分な情報量である。説明はとても丁寧であり、読みながら聴いてみたいと思わせる文章である。
 kindle unlimitedで読み、正式にkindleで購入した。
  
アルプスの少女ハイジ
翻訳が素晴らしい 2019年7月6日
 絵が折々に出ているので、楽しく読んでます。
  
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2019年8月24日土曜日

「ハイジ」(ミュンガー版)出版開始!

ルドルフ・ミュンガーの挿絵57点を収録した「アルプスの少女ハイジ」(ミュンガー版)が、Kindleにて出版開始となりました!
  
  
とりあえずKindleのみの販売としますが、今後の様子を見ながら、他店での販売も考えてゆきたいと思います。
  
既刊の「アルプスの少女」(ジェシー・ウィルコックス・スミス版)ともども、よろしくお願いいたします!

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2019年8月23日金曜日

「ハイジ」ミュンガー版製作中!

大好評をいただいている「アルプスの少女ハイジ」ですが、既刊書は、1922年の英語版に使われたジェシー・ウィルコックス・スミス(Jessie Willcox Smith)の挿絵を33点収録しています。
  
そして今回、「ミュンガー版」として、別バージョンを刊行することになりました。本文は既刊書と同一の内容ですが、スイスの画家ルドルフ・ミュンガー(Rudolf Münger)のモノクロ・グラフィックスを57点収録しています。本邦初紹介です。
  
  
ルドルフ・ミュンガーの挿絵は、ジェシー・ウィルコックス・スミスの美しいものとは趣が異なり、より現実に近いと思わせるような、素朴でリアルな魅力があります。ぜひ、こちらもお楽しみいただけるとうれしいです。
  
  
現在、表紙が完成し、図版もほぼ揃いましたので、これから一冊の本にまとめる作業に入ります。完成までいましばらくお待ち下さい!

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2019年7月3日水曜日

koboにて「ハイジ」配信再開!

  
楽天koboで「アルプスの少女ハイジ」の配信が再開されました!

以下のようにkoboカスタマーケアにメールをお出しいただくと、データの無料アップデートをすることができます。メール内容はそのままコピー&ペーストしてご利用下さい。

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■メールアドレス
  kobo@faq.rakuten.co.jp 
■メール内容:
 私が購入済みの以下の電子書籍について、最新版への更新を希望します。
  タイトル:「アルプスの少女ハイジ」
  出版社: 望林堂
  商品番号:1230000859646
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ご迷惑をおかけした読者の皆さまには、さらにお手数をおかけすることになり、誠に申し訳ありません。心よりお詫び申し上げます。
   
望林堂
毛利孝夫

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2019年6月30日日曜日

Kobo「ハイジ」データ配信ミスのお詫び

koboで販売している「アルプスの少女ハイジ」ですが、こちらの手違いで、ハイジのデータではなく「ワンダー・ブック」のデータがダウンロードされてしまうというミスが生じてしまい、ご購入いただいた方々に大変なご迷惑をおかけしてしまいました。誠に申し訳ありませんでした。
  
現在koboでは「ハイジ」が購入できないようになっており、データとの正しいリンクを申請中ですが、今週中にはあらためて販売開始となり、きちんとした「ハイジ」のデータがダウンロードできるようになる予定です。
  
販売開始となりましたらここでご報告いたしますので、お手数ですが、koboのヘルプページから最新改定版へのアップデートをご申請いただければと存じます。

望林堂
毛利孝夫

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2019年6月16日日曜日

「アルプスの少女ハイジ」大好評!

今月6月は、NHKのEテレの番組「100分 de 名著」で「アルプスの少女ハイジ」が取り上げられています。
  
その影響もあってか、《望林堂完訳文庫》の「アルプスの少女ハイジ」も大好評をいただいていて、月の販売数が100冊を越える勢いで売れています。ありがとうございます!
<追記:6月の「ハイジ」の販売数は、217冊となりました。ありがとうございました!>
  

NHKのテキストではパウル・ハイのイラストが使われていますが、本書ではジェシー・ウィルコックス・スミスのものを使用しています。パウル・ハイのものに負けず劣らず、魅力的なイラストだと思います。特にハイジが可愛いです!
  
実は、初版本の挿絵も、なかなか味わい深いものがあります。山小屋などの描き方がリアルで、素朴な雰囲気を伝えてくれるのです。
  

こちらのルドルフ・ミュンガーによる挿絵を採用したバージョンも、近日中に発売予定です(翻訳内容は上記のものと同じです)。お楽しみに!

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2019年2月16日土曜日

「アルプスの少女ハイジ」改訂第四版

ダウンロード数が昨年1,000を越え、たいへんご高評をいただいている「アルプスの少女ハイジ」ですが、このたび挿絵のサイズをすべて大きく見やすいものに替え、改訂第四版とさせていただきました。
  
特に高解像度のタブレットでご覧いただいている場合は、ジェシー・ウィルコック・スミスの美しい絵を今まで以上に味わうことができると思います。

あわせて表紙もカラフルなものに替えました。こちらもジェシー・ウィルコック・スミスによる絵です。お楽しみ下さい。
  
各書店にて、順次改訂版に変わる予定ですので、表紙の違いをご確認下さい。また、すでにお持ちの方も、ぜひ最新データにアップデートしていただけるとうれしいです。

  
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2018年3月24日土曜日

「ハイジ」1,000ダウンロード突破!

Kindleストアにおける《望林堂完訳文庫》の「アルプスの少女ハイジ」が、おかげさまで1,000ダウンロードを突破しました!

2018年2月末日の時点で、1,009ダウンロードになっております。もちろん《望林堂完訳文庫》初の快挙です。ありがとうございます!
  
  
「訳者あとがき」でも触れ、「読者コメント」でもご指摘いただいている通り、本書は確かに、英訳書からの重訳じゅうやくです。
  
ただし〝完訳〟と言われている英訳書の全訳である上に、随時オリジナルドイツ語も参照しつつ翻訳しておりますので、〝完訳〟の名に恥じない内容になっていると自負しております。
  
ジェシー・ウィルコックス・スミスの品の良い挿絵も、実に味わい深いものとなっております
  
ぜひお楽しみ下さい!
  
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2015年9月1日火曜日

8月は過去最高の売り上げ達成!

読者の皆様のおかげで、この八月は過去最高の月間売り上げを達成することができました。心より御礼申し上げます。

物が売れない月として、良くニッパチ(二月と八月)と言われたりしますが、書籍に関しては、子どもたちが夏休みになる八月は、年末年始(十二月と一月)と並んで、一年で特に売れ行きの伸びる月です。

それでも、まだまだデジタル書籍という発展途上な分野で、こうして望林堂の書籍をお買い求めいただけることは、本当にありがたいことだと思っております。

具体的な数字をご紹介いたしますと、八月全体の売り上げ点数が、全タイトルで114冊。念願の100冊/月を越えることができました。

個別の数字を見てみますと、現在販売中の全13タイトルすべてが、少なくとも1冊以上売れていますが、中でも

「アルプスの少女ハイジ」 42冊
「あしながおじさん」   15冊
「青い鳥」        15冊
「オズの魔法使い」    14冊
「ピノッキオの冒険」   10冊

となっており、「アルプスの少女」ハイジが突出して人気があります。

加えて10冊を越えるタイトルも4点あるというのも中々頼もしい状況で、近刊書の中では「ピノッキオの冒険」が健闘してくれているのが嬉しいですね。

「ピノッキオの冒険」の挿絵


今後も徐々にタイトルを増やしつつ、より充実した「望林堂完訳文庫」として、皆様に喜んでいただけるよう、努力してまいりたいと思います。

ちなみに次回販売予定の「みつばちマーヤの冒険」は、現在翻訳作業が8割ほど終わっております。翻訳作業が完了しても、ルビ付や校正、そして挿絵の配置や文書フォーマット変換などがあるため、現在のところ九月中の販売開始を目指しております。

販売開始時には、本ブログでもお知らせいたしますので、いましばらくお待ち下さい。


2015年7月29日水曜日

トータル1,000ダウンロード達成!

2014年2月から販売を開始しました《望林堂完訳文庫》ですが、徐々にタイトルも増える中、皆様のおかげでこの7月に、発刊書トータルで1,000ダウンロードを越えることができました。

これもひとえに、皆様のおかげです。
心より御礼申し上げます。

今日現在で、上位三作品は以下の通りです。

1位 「オズの魔法使い」    241ダウンロード
2位 「アルプスの少女ハイジ」 233ダウンロード
3位 「あしながおじさん」   193ダウンロード

「オズの魔法使い」が僅差でトップですが、刊行時期で「オズの魔法使い」から「アルプスの少女ハイジ」までは半年の差がありますので、「アルプスの少女ハイジ」が猛烈に追い上げている状況です。
 
「アルプスの少女ハイジ」の完訳本は、紙の書籍では上下巻になる分量です。読み応え的にもお得な一冊と言えるでしょう。また抄訳やアニメでは省略された宗教的な部分も、決して読む人を選ぶようなものではありません。むしろ普通の人々が生きる支えとして持っているような素朴な宗教観は、誰の心も打つのではないでしょうか。そこまで含めた原作の魅力を、ぜひ味わっていただきたい作品です。

「オズの魔法使い」は確かに単独では「アルプスの少女ハイジ」に追い抜かれる寸前ですが、オズ・シリーズ「オズの魔法使い」、「素晴らしきオズの国」、「オズのオズマ姫」の3タイトルとしては、300ダウンロード越えています。オリジナルイラストが味わえる翻訳書は現在ありませんので、そういう点でもぜひ楽しんでいただきたいシリーズです。

「あしながおじさん」は、脚注に力を入れた点も評価していただいています。作品を読む上で、本来は脚注は邪魔になることも少なくないのですが、「あしながおじさん」には主人公ジュディが読む本の、タイトルや作家名などが多数出てくるのです。それも、“一般的によく知られているが、孤児院で育ったのでジュディは知らない”、という前提で出てくるのです。そういう背景を理解する上で、この作品の場合は脚注が役に立つと考えました。 

「あしながおじさん」は挿絵も日本語化されています

今後も楽しい作品を、読みやすい翻訳と、初版当時の美しい挿絵でお届けできるよう、頑張ってゆきたいと思っております。

次回刊行予定の「ミツバチ マーヤの冒険」ともども、
今後の刊行作品にご期待ください!


2015年7月10日金曜日

次回作の候補は?

一ヶ月とか二ヶ月とか苦労を重ねて、ようやく一冊の翻訳書を仕上げると、ちょっと心身ともに疲れ果てた状態になります。でもそこでゆっくりと次回作を探すのが、また楽しいのです。

どうやって決めるかというと、まずパブリック・ドメインになっている作品であるということが大前提です。それなら著作権を気にせずに自由に翻訳作業にあたれるからです。


次に、児童文学であるという点にもこだわっています。とにかく子どもたちに面白いお話を読んでもらいたい。漫画やアニメとは違った、本を読む楽しさを知ってもらいたいと思うのです。


それから、あまり日の目を見ない作品に光を当てたいという思いもあります。Kindle本という世界はまだまだ書籍不足ですから、本当に有名な作品しか揃っていません。そこに過去の名作を少しずつでも揃えてあげたいのです。


もっと言えば、Kindle本に限らず紙の本を含めて、名作と言われながら翻訳書がすでに絶版になっていて、手に入りずらくなっているものも少なくありません。あるいは手に入ったとしても訳が古くて、大人でも読みづらいものもあります。そういう本を、きちんとリニューアルして、お店のショーウインドーの一番前に飾ってあげたいのです。


さらに完訳するということにもこだわっています。特に児童文学の場合、「ハイジ」のように、とても有名だけれども抄訳ばかりというケースが多いのです。中にはストーリーそのものを変えてしまうような場合もあるくらいです。例えば「ハイジ」では、宗教的な部分はごっそり抜けている邦訳が多く見受けられます。でもそれではダメだと思うのです。相手が子どもだからこそ、真剣にオリジナルをぶつけるべきです。




そこで問題になるのが、オリジナルデータが手に入りやすい作品かということです。基本的に英語からの翻訳を行っているので、原書が英語以外の場合、まずその英語版が完訳で手に入るかどうかが大事なのです。「ハイジ」(ドイツ語)や「ピノッキオ」(イタリア語)は、一応完訳と思われるものを選んだ上で、巻末に、扱った英書を記してあります。




というような、いくつかの条件やこだわりの中で、現在次回作となる「望林堂完訳文庫」第14弾を選定中です。今現在、候補作は三つあります。決まりましたらこの場でお知らせする予定ですので、お楽しみに!