《望林堂監訳文庫》第33弾となる「名犬ラッシー」の翻訳第一稿が、ようやくできあがりました。さらに手を加えつつ、挿絵や脚注などの体裁を整えて、できるだけ早く完成させたいと思っております。今しばらくお待ち下さい。
また表紙もできあがりました。ラッシーは雌犬なのですが、そもそもlassieあるいはlassという言葉は、主に英国スコットランドや北イングランドで、「少女」の意味で使われる言葉です。そのやさしそうな顔がアップになっている表紙です。
なお、タイトルは「名犬ラッシー」という、すでに耳に馴染んだものを採用しました。ただし、オリジナル・タイトルは「Lassie Come-Home」で、「Come-Home」は、本文中でも名前の一部、あるいは肩書のように使われています。
無理やり訳せば、「帰郷犬・ラッシー」とか「出戻り犬・ラッシー」とかいった感じなのですが、あまりにイメージが違い過ぎるので、オーソドックスなタイトルとしました。
では、一日も早く、完成・出版のご報告ができますよう、がんばります!