2017年6月29日木曜日

《望林堂完訳文庫》第21弾は「フランダースの犬」

次回発行予定作品が、イギリスの作家ウィーダ(ルイズ・ド・ラ・ラメー)作の名作児童文学「フランダースの犬(A Dog of Flanders)」に決定いたしました。
  
短い作品ですが、豊富な挿絵を盛り込んで、視覚的にも楽しく読める本にしたいと考えています。どうぞお楽しみに!

  
  

2017年6月1日木曜日

「リンゴの丘のベッツィー」BOOK☆WALKERとKoboで販売開始!

BOOK☆WALKERはこちら
  
  

Koboはこちらから。
  
  
なお、iBook Storeに関しては、現在なぜかログインできない状態になっており、書籍の新規登録・販売申請ができません。問題が解決次第、販売開始に向けて手続きを進める予定です。ご迷惑をおかけしまことに申し訳ございません。

2017年5月29日月曜日

《望林堂完訳文庫》第20弾「リンゴの丘のベッツィー」Kindle版リリース!

長らくお待たせいたしました! 「リンゴの丘のベッツィー」が、Kindleストアで販売開始となりました!
  
こちらから販売ページへ行くことができます。

 
「リンゴの丘のベッツィー」(原題:Understood Betsy)は、「赤毛のアン」と並ぶ古典的名作と言われながら、日本での知名度は圧倒的に低く、再評価のためにも、ぜひ本文庫に入れたいと思っていた作品です。
  
1917年の作品なので、奇しくも今年は100周年記念!
ぜひお楽しみ下さい!


「リンゴの丘のベッツィー」出版申請!

「リンゴの丘のベッツィー」の完訳版を、本日、Amazon Kindleへ出版申請いたしました。申請が許可され、店頭に並ぶまで、いましばらくお待ち下さい。

 
そのほかの書店にも、順次出版申請を行いますので、お楽しみに!


2017年5月27日土曜日

Kindle Previewerを最新Mac OSで起動させる!

Kindle Previewerは、現在のところEl Capitan以降の対応版が出ていないようで、自力で作業をしなければ起動するようにはなりません。一応、KDPから連絡いただいた方法を、ご参考までに以下に記しておこうと思います。
Kindle Previewer起動!「あしながおじさん」第3版発売開始!」のKindle Previewer関連部分のみ再掲載したものです)
準備として、事前に該当ページからKindle Previewerの最新版をダウンロードし、インストールしておいてください。
   
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1. "Launcher "ファイルを見つける。
【手順】:
① "Kindle previewer"を右クリックしてサブメニューを開く
② "パッケージの内容を表示"を選択する
③ "Contents"の"MacOS"の中に"Launcher"ファイルがあります
Kindle Previewerはそのままダブルクリックすると起動してしまうので 右クリックして「パッケージの内容を表示」を選ぶと開ける
2. 上記の"Launcher"ファイルを"テキストエディット"で開きます。 3. Launcherファイルの中身を以下の内容に置き換えてください。(「# the below command will find java 1.6 from the system」から「fi」までをコピーペーストして内容を完全に置き換えます。) # the below command will find java 1.6 from the system # if previewer fails to start after this, # run the /usr/libexec/java_home -v 1.6 -d32 in command line # to ensure you have installed java 1.6 # the command should return something like "/Library/Java/JavaVirtualMachines/1.6.0.jdk/ # Contents/Home" and no errors # Please copy from the next line till the end and change your launcher file # in Applications/Kindle Previewer.app/Contents/MacOS export JAVA_HOME=$(/usr/libexec/java_home -v 1.6 -d32) dir=`dirname "$0"` cd "$dir" classpath=./:./lib/touchLibs/etc/fonts/fonts for i in `ls ./lib` do classpath=$classpath:./lib/$i done export DYLD_LIBRARY_PATH=. # start the previewer fileExtT=`echo $1 | awk -F. '{print $NF}'` fileExt=`echo $fileExtT | tr '[:upper:]' '[:lower:]'` if [ "$fileExt" == mobi -o "$fileExt" == azw3 -o "$fileExt" == epub -o "$fileExt" == opf -o "$fileExt" == html -o "$fileExt" == zip ] then # opens only the first book in command line. TODO: handle multiple books in command line ${JAVA_HOME}/bin/java -d32 -XstartOnFirstThread -Dfile.encoding=UTF-8 -cp "${classpath}" com.amazon.epub.reader.Main "$1" exit 1 else ${JAVA_HOME}/bin/java -d32 -XstartOnFirstThread -Dfile.encoding=UTF-8 -cp "${classpath}" com.amazon.epub.reader.Main exit 1 fi
 
4. 内容を置き換えたファイルを保存して、閉じます。

5. ここまで進みましたら、Kindle Previewerを起動させ、問題なく動作するかをご確認ください。
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以上です。

「リンゴの丘のベッツィー」表紙

表紙ができあがりました!
今月中の発売を目指します!

  
  

2017年5月13日土曜日

「リンゴの丘のベッツィー」初稿完成

予定より遅くなってしまった「リンゴの丘のベッツィー(Understood Betsy)」の翻訳作業ですが、やっと初稿ができあがりました。

これから細かな校正をしつつ、ルビをふったり、脚注をつけたり、図版を挿入したりする作業に移ります。

ちなみにその図版ですが、キャラクターの描き方が似ていることもあり、手元にある二種類のものを両方とも入れようと思っています。

書店に並ぶまで、今しばらくお待ち下さい。



2017年3月12日日曜日

児童文学と孤児の主人公

19世紀から20世紀初頭にかけての欧米の児童文学において、〝孤児〟が主人公になる作品が数多く出版されます。

主なものを、出版年、出版国、作品名という順で上げてみました。印は《望林堂完訳文庫》既刊作品)

1872 イギリス「フランダースの犬」
1878 フランス「家なき子」

1878 アメリカ「トム・ソーヤーの冒険」
1881 スイス 「アルプスの少女ハイジ」
1885 アメリカ「ハックルベリー・フィンの冒険」
1886 アメリカ「小公子」
1900 アメリカ「オズの魔法使い」

1905 アメリカ「小公女」(親と離別) 
1908 カナダ 「赤毛のアン」
1911 イギリス「秘密の花園」
1912 アメリカ「あしながおじさん」

1913 アメリカ「ポリアンナ」
1917 アメリカ「リンゴの丘のベッツィー」
  
親がいないという境遇にいる主人公は、試練をみずから引き受け、考え、行動しなければなりません。そのため、主人公の葛藤や発見や成長が描きやすい、可哀想という思いから読者共感を引き出しやす、などのメリットがあるのでしょう

またアメリカの作品が多いのは、アメリカという国がイギリスから独立した新しい国で、そういう意味ではヨーロッパの文化的な歴史と決別した、不安定さと自由さをあわせ持つ国であるということもあるかもしれません。実際、アメリカは〝孤児〟に例えられることが多いそうです

「リンゴの丘のベッツィー」のエリザベス・アン(ベッツィー)は、後発な作品だけあって、逆境に立ち向かう主人公という設定とは大分違います。ベッツィーは赤ちゃんの頃から、おばさんと大おばさんのもとで大切に育てられるのです。 引き取られることになる家族も優しい人ばかりです。
  
そんな中で、 子どもにとって大切なことは何か、成長してゆく上で、支えとなるものは何かが問いかけられます。より繊細な問題に切り込んでいると言えそうです。

でも、何よりも 素直でシャイなベッツィーが魅力的なのです。アン・シャーリーやポリアンナのように、悲惨な境遇から身を守るすべを持たないか弱いベッツィーが、少しずつ世界を広げてゆく様子が、実に微笑ましくも感動的なのです。
  
「リンゴの丘のベッツィー」は、思った以上に密度の濃い文体なこともあって、只今翻訳奮闘中です。出版までは、今しばらくお待ち下さいませ。
  
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