絶海の孤島という閉鎖空間でくり広げられる恐怖の物語です。そこでモロー博士によって行われている悪魔の実験とは! そして知らずに島にやってきたプレンディックの運命やいかに!
長らく格闘してきた「モロー博士の島(The Island of Doctor Moreau)ですが、ようやく翻訳の第一稿が完成しました!
《完訳文庫》既出の作品同様に、ウェルズらしい迫真の描写によって荒唐無稽に思える設定を感じさせずに、手に汗握る展開を存分に楽しませてくれる傑作です。
今の時代だと少し問題がありそうな設定や表現もありますが、そこは翻訳上で言葉を選んだり注を加えたりすることで補い、このおぞましくも魅力的な物語をぜひお届けできるよう、これから校正作業等を勧めていきますので、今しばらくお待ち下さい!
フジロックフェスティバルの企画・制作会社さまから、今年の会場内のオレンジコートという場所で高さ1.8mの壁による巨大な迷路を作り、そこに「ビロードのうさぎ」の絵と文章を描くという企画があり、協力してほしいというご依頼をいただきました。
絵を描く方、文字を書く方がいらっしゃって、その文章を弊社出版書の翻訳文を使いたいということでした。
記念すべき50冊目の望林堂完訳文庫は、H.G.ウェルズが1896年に発表した「モロー博士の島(The Island of Doctor Moreau)に決定しました!
世間と隔絶された南海の孤島で行われる神をも恐れぬ実験。それにより生み出された異形の怪物たち。
バイオテクノロジーを彷彿とさせるSF要素とグロテスクな描写による怪奇・ホラー要素が渾然一体となり、最後には人間の存在そのものにまで深く迫る傑作です。
春に刊行予定です!
Kindleにて最新翻訳書「火星のオデッセイ」が販売開始となりました!アメリカ人作家スタンレイ・G・ワインボウムの傑作短編SFです。
1934年当時の斬新な異星人の設定が、その後の SFに大きな影響を与えたと言われる作品で、あのSF界の巨人アイザック・アシモフにも賞賛された一編を、ぜひお楽しみください!
併せて、火星という未知の世界・未知の生物に接触した語り手ジャーヴィスの考察と、地球上のこととは言え、やはり欧米人が未知の世界・未知の人種や文化と接触した植民地主義とを照らし合わせてみるのも興味深いことでしょう。
※ 追記 楽天Kobo、BookWalker、AppleBooksでも販売開始しました!
アメリカ人作家スタンレイ・G・ワインボウムによる「A Martian Odyssey」の完訳&新訳です。
アレス号に乗った4人のアレス隊は、人類初の火星探検を行っています。ところが周囲を上空から調査中だった補助ロケットがエンジントラブルで墜落し、乗っていたジャーヴィスは命は助かったものの、自力で歩いてメインロケットまで戻ることになるのです。その道中で、さまざまな火星生物に出逢います。心を少し通わせることもできる相手もいますが、まったく行動原理・思考方法が分からない相手もいて、ついに命の危険にもさらされてしまうのです!
SF界の巨人アイザック・アシモフに絶賛され、以後のSFに大きな影響を与えた傑作短編です!
ルビ付き、注付き、縦書き。
アーサー・コナン・ドイルによるシャーロック・ホームズ物の傑作長編「バスカヴィル家の犬」が、Kindleにて販売開始となりました!
シドニー・パジェットの挿絵60点も収録。
お楽しみいただけるとうれしいです!
長らくお待たせしている「バスカヴィル家の犬」ですが、ようやく第一稿ができあがりました。
本作品はほかのホームズ物と同じく、ワトスン医師が語り手になっていますが、「読者への語り」と「ホームズへの手紙」と「日記からの抜粋」という三つの形式から成り立っています。
そこで、それぞれ以下のようにに文体を変える、という斬新な手法を取ってみました。
・「読者への語り」(地の文) → わたしは〜です。
・「ホームズへの手紙」(手紙文) → ぼくは〜だ。
・「日記からの抜粋」(日記文) → わたしは〜だ。
60点の図版の組み込みも終わったので、文字・文章の校正をしつつ、ルビを振る作業と「あとがき」を書く作業が残っています。今しばらくお待ち下さい。